お店で本を買うときの楽しみの一つが、気に入ったタイトル、気になるタイトルを見つけた時に、ぱらぱらと立ち読み、試し読みができることです。そこで気に入ったら、レジに持っていきます。

 電子書籍の場合もサイトによっては、この試し読みができます。無料サービスの一つです。選んだ本には、たいてい、「試し読み」というボタンがあります。タップすると、一部分が無料で読むことができるよ。

 一部を読んだだけで、自分に合うか、求めていたものかがだいたいわかるものです。電子書籍でも、書店で立ち読み、試し読みをするように、それができます。

 電子書籍は電子書籍専用ストア(サイト)で販売されていますが、決まったアプリをダウンロードすると、電子書籍が読めるようになります。

 それぞれのサイトでは、ジャンル別、作家別などさまざまな検索方法があります。本屋でどんな本を買おうかなと思って、ウロウロするのとまったく同じ感覚です。

 もっとピンポイントに、「タイトル名」を入力して検索もできます。あるいは、ジャンル、作家などその日の気分で探せば、あなたにマッチする本が見つかります。見つかれば、無料で試し読みをすればいいのですよ。 「試し読み」の方法と料金

 本屋さんで手に取った本をぱらぱら読んでみるのと同じです。見つけた本の「試し読み」ボタンをタップするだけ!書籍の一部分、冒頭部分のことが多いですが、10ページ前後読めます。だいたい、それぐらい読めば、雰囲気はわかります。

 あくまで「試し読み」ですから、書籍全体は読めません。もちろん、サイトによっては、無料で読めるページ数が異なりますが、全ページ読めるということはありません。

 本自体が「無料」「0円」でない限り、試し読みができるのは一部分です。もちろん、試し読みは無料です。本屋でぱらぱらと立ち読みするイメージです。

 本屋さんで立ち読みをして気に入ったら、レジでお金を支払って本を買うように、「試し読み」ボタンの近くには「購入する」ボタンもついています。「購入する」ボタンを押して、はじめて支払い義務が生じます。つまり、「試し読み」は、電子書籍サイトの無料のサービスです。

 いくら無料だと言っても、一部分だけ読んで満足はできませんよね。電子書籍サイト側としては、試し読みをして本の魅力に触れて、ぜひ買ってくださいということです。 アプリの使い勝手はチェックしましょう!

 試し読みは、本の中身のチェックだけでなく、そのサイトのアプリケーションの使い勝手のチェックにもなります。同じ本の中身はどのサイトで買っても同じですが、アプリケーションの使い勝手は微妙に異なりますから、要チェックです。

 電子書籍は、専用アプリをダウンロードして、そこに電子書籍をダウンロードすれば、オフラインで読めます。

 紙の本なら、どの本屋で買っても同じですが、アプリの使い勝手があなたに合うか、ストレスを感じないか、さまざまな機能が使えるかなどチェックしましょう。

 試し読みは、本の中身のチェックであると同時に、アプリやそのサイトのシステムを理解するためのチャンスです。

 初めて電子書籍を読む人の場合、電子書籍のシステムそのものがわかりづらいかもしれませんが、いくつか試し読みをしていると、システムやコツのようなものが理解できるようになります。

 それらが、無料でできるのですから、試してみない手はないですね。アプリやシステムを十分理解したうえで、登録するといいでしょう。

 電子書籍を読んでみようと思った方で、どのサイトにしようかと迷っているなら、まずは無料で試し読みをしてみましょう。きっとあなたに合ったサイトがみつかるはずです。

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